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2020/11/14

販売直接費とは?
直接費・間接費の分類についても詳しく解説

販売直接費とは?直接費・間接費の分類についても詳しく解説

こんにちは!「楽楽販売」コラム担当です。

製品やサービスの製造・開発・販売などに直接かかった費用のことを「販売直接費」といい、経費として計上されます。しかし、販売費として計上されるのは販売直接費だけではなく、「販売間接費」も含まれます。
「直接費」「間接費」は分類基準の分かりにくさが懸念されていて、原価管理を混乱させてしまう種ともいえます。そこで今回は、販売直接費・間接費について詳しく解説します。

目次

    販売直接費とは

    販売直接費とは、製品やサービスなどを販売する際に直接かかった費用のことを指します。販売直接費は「直接経費」と呼ばれることもあり、主に販売業で計上されるコストです。

    販売にかかわる費用の中には販売直接費のほかにも「販売間接費」と呼ばれる費用があります。
    販売直接費と販売間接費はどちらも「販売にかかわる費用」ですが、費用がどのように発生したのかによって分類されます。

    直接費と間接費はなぜ分けるのか

    直接費と間接費に分ける理由は、販売費に計上できる費用のジャンルが非常に多いためです。一口に販売費といっても、計上できる費用は「人件費」「広告費」「賃貸料」などさまざまな部門に分類されるため、より正確な経費計上をするためには分類先の細分化が欠かせません。

    ここでは直接費と間接費の具体例をご紹介します。コスト管理をしやすい環境に整えることで利益率アップも見込めるため、多くの企業が直接費と間接費に分類して経費計上を行っています。

    直接費の具体例

    直接費にはさまざまな種類があります。例えば、販売業における直接費は「販売直接費」、製品の製造過程における費用は「製造直接費」などです。
    さらに、直接費は「直接材料費」「直接労務費」「直接経費」の3つに細分化されています。ここでは具体例として、製造業における直接費の一例をご紹介します。

    直接材料費

    直接材料費は、製品を製造する際に直接かかる費用です。具体的には「石油」「鉄鋼」「プラスチック」などの材料や原料が中心になります。アパレル企業の場合は生地や糸などが、飲食業では小麦粉や野菜などが該当します。

    直接労務費

    直接労務費とは、製品製造に直接かかわった労働者に支払われる給与や賞与などのことです。直接労務費は人件費の一種ですが、一般的な人件費との違いは、製品製造に直接かかわっているか否かで判断します。

    直接経費

    直接経費とは、直接材料費や直接労務費に分類されない費用のことです。例えば、工場の賃貸料や製造の際に使用する機械の減価償却費などが該当します。
    このほかにも、製品開発や製造のために出張していた場合、出張費が直接経費として計上されます。直接経費に該当する項目は非常に多いため、ミスのないように経費計上することが大切です。

    間接費の具体例

    間接費には、製品製造や販売に直接かかわっていない費用や、直接かかわっていても明確な量や個数が確認できない対象物が該当します。ここでは製造業における間接費の具体例をご紹介します。

    間接材料費

    間接材料費は、製品そのものに使用する材料や原料ではなく、間接的・補助的に消費される材料のことを指します。
    例えば、機械の燃料や潤滑油・塗料などの液体・梱包材などです。間接材料費は「補助材料費」「工場消耗品費」「消耗工具備品費」の3つに分けることができます。

    間接労務費

    間接労務費とは、製品の製造や食い盾などに直接かかわる労働者ではなく、工場の清掃員や機械のメンテナンスをする「間接工」と呼ばれる労働者が該当します。

    間接経費

    間接経費は間接材料費と間接労務費に含まれない費用です。さまざまな費用が該当するため、最も可視化しにくく見落としてしまいやすい費用だとされています。
    「事務備品購入費」「雑役務費」「通信運搬費」「謝金」「会議費」など、経理や総務で発生するような費用はもちろん、製品開発のためにかかる研究活動費や出張費なども該当します。

    間接費について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

    直接費と間接費は流動的

    製品製造や販売に直接かかわる費用を「直接費」、間接的にかかわる費用を「間接費」として経費計上しますが、直接費や間接費は流動的な費用と言えます。直接費や間接費の分類方法に決まりがなく、企業の考え方次第で直接費にも間接費にもなり得るからです。
    直接費や間接費の分類には決まったルールがないため、あくまでも「原価管理を明確化するツールのひとつ」と捉えることが大切です。

    コストを分類することで分かること

    コストを細分化することで、現在どのくらいのコストがどの部署にかかっているのかという詳細を把握することができます。
    製品製造や販売にかかる原価や費用の流れが明確化されるため、経費削減への対策も立てやすくなります。
    コストを分類するほどコスト削減に効果が期待できるとされており、分類しやすい環境を整えることが大切です。

    コスト削減や業務改善のポイントを知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

    まとめ

    販売費には大きく分けて「直接費」と「間接費」があり、分類先を細分化することで原価管理を可視化しやすくするという狙いがあります。
    製品販売に直接かかわる販売直接費はもちろん、より細かく費用の流れを把握するためには直接費と間接費の違いを理解することが大切です。販売費に該当する費用が多いほど経費計上できる金額も上がるため、利益率アップも期待できます。
    コスト分類を実現化するためには、管理システム導入の検討がおすすめです。

    原価管理について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

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