【2024年最新版】おすすめの請求書作成ソフト10選|得られる効果や選び方のポイント
こんにちは!「楽楽販売」コラム担当です。
昨今は、専用ソフトを使って請求書作成を行う企業が増えています。
請求書作成ソフトには、請求書に関わる幅広い作業を効率化する機能が搭載されており、導入によって業務効率化やミスの低減、経理業務のテレワーク(リモートワーク)化などが叶います。
そこでこの記事では、請求書作成ソフトの基礎知識や、おすすめの請求書作成ソフトを紹介します。導入を検討している担当者の方へ向けて、選び方のポイントや導入時の注意点まで解説するため、ぜひ参考してください。
詳しく知りたい方はこちら!
この記事の目次
請求書作成ソフトとは?
請求書作成ソフトとは、請求データの管理・請求書の作成などの機能が搭載されたソフトです。導入によって請求書の作成効率が改善されるほか、入力作業が自動化されることで人的ミスの削減を期待できます。ソフトによっては、請求書に限らず見積書や納品書といった帳票まで作成可能です。
また、近年は電子帳簿保存法の改正にともない、ソフトを導入し、請求書を電子化する企業が増えています。制度対応のソフトを活用することで、電子帳簿保存法の要件に対応したオペレーションや管理環境を簡単に整備できるためです。
多くの企業が導入を進めている通り、昨今は請求書作成ソフトの導入メリットの多いタイミングと言えるでしょう。
請求書作成ソフトの導入により得られる効果
企業が請求書作成ソフトを導入すると、書類作成業務が効率化されるだけでなく、経理の幅広い業務課題を解決できるのが魅力です。ここでは、請求書作成ソフトに期待される効果を解説します。
請求書の作成業務を効率化できる
請求書作成ソフトを活用すると、金額の計算・データの入力を自動化する機能などによって、書類作成にかかる時間を削減できます。
また、ステータス表示やアラートなどの機能によって請求漏れを防ぐほか、誤請求・二重請求などのミスを減らせるのもポイントです。確認作業の効率も高まります。
ペーパーレス化につながる
請求書作成ソフトを導入した場合は、電子データでの請求書の作成・発行が中心となり、社内で紙の扱いを減らせます。書類を印刷したり郵送したりする手間がなくなるほか、ファイリングや保管も不要となるでしょう。バックオフィスのペーパーレス化を推進して、紙の請求書に関わるあらゆるコストを削減できます。
関連記事はこちら 請求書ペーパーレス化のメリット・デメリットや導入のためのポイント
柔軟な働き方が叶う
クラウド型の請求書作成ソフトなら、会社外からアクセスして請求書の内容を確認できるため、テレワーク(リモートワーク)にも対応可能です。担当者の外出や出張中にも作業が滞る心配がなく、社内の承認フローのスピードが上がります。柔軟な働き方を叶え、働き方改革の推進に貢献します。
おすすめの請求書作成ソフト10選
ここでは、請求業務の効率化に役立つおすすめの請求書作成ソフトをご紹介します。これらの専用ソフトには、請求書作成の工数を削減するほか、バックオフィス業務を効率化するさまざまな機能が搭載されています。各社のサービスを機能面や操作性、料金プランなど複数のポイントで比較検討してみましょう。
①楽楽販売
- 導入コスト:月額70,000円~/初期費用150,000円~
「楽楽販売」ワンクリックで請求書をはじめとした各種帳票を発行できる、便利なクラウド型販売管理システムです。受注から請求までの業務フローをクラウド上で管理して、社内のデータを一元管理します。
事前に登録された案件情報や受注情報などと紐づけて管理をすることで効率的に請求書を作成できるため、わざわざ手作業でデータ入力や転記をする必要がありません。業務効率化を実現するとともに、入力ミスなどのヒューマンエラー防止につながるのがメリットです。
さらには、操作メニューや入力画面をノンプログラミングで自社仕様にカスタマイズできます。現場に定着しやすい柔軟性の高さもポイントです。
②マネーフォワード クラウド請求書
- 導入コスト:法人向けプランの場合 月額4,980円+従量課金+オプション~(中小企業向け、年額払い)/初期費用-円
個人事業主から小規模~中規模のビジネスに適したクラウド型の請求書作成ソフトです。各種テンプレートを使用して、請求書・見積書・納品書などの書類を簡単に作成できます。入金ステータスを一覧で確認できます。
③freee会計
- 導入コスト:法人向けベーシックプランの場合 月額3,980円~(年額払いの場合)/初期費用0円
バックオフィス業務をリモート化するクラウド会計ソフトです。「個人事業主向け」「20名以下の企業向け」「21名以上の企業向け」のプランがそれぞれ提供されています。ビジネスの規模や目的に応じて必要な機能を選択可能です。
④board
- 導入コスト:Standardプランの場合 月額3,980円~/初期費用0円
請求書をはじめとした書類作成と、バックオフィス業務を効率化する機能が搭載された業務システムです。さらには分析・予測の機能によって、経営の効率化に役立ちます。請求業務から経営分析までの領域をカバーします。
⑤freee業務委託管理(旧:pasture)
- 導入コスト:月額35,200円~/初期費用-円
フリーランスや業務委託の請求管理を効率化するシステムです。請求書管理のほか、契約や発注のプロセスを管理し効率化する機能が搭載されています。下請法やフリーランス保護新法に対応しながらスムーズな取引を実現可能です。
⑥請求QUICK
- 導入コスト:月額従量課金/初期費用0円
請求書の発行から仕分けまでを管理できるクラウド型請求書発行システムです。請求書買い取り機能(ファクタリング)も利用できます。初期費用は無料で、従量課金のため請求書の発行枚数によっては低価格で導入可能です。
⑦クロジカ
- 導入コスト:スタンダードプランの場合 月額4,980円/初期費用0円~
請求書の作成からメール送信・郵送までをワンクリックで行える請求管理クラウドです。リアルタイムで売上データを確認できる自動集計の機能も搭載されています。基本機能のみを利用できる無料プランが用意されています。
⑧BtoBプラットフォーム 請求書
- 導入コスト:月額20,000円~/初期費用100,000円~
請求書の作成・受領の双方に対応した電子請求書システムです。郵送代行や紙書類を電子データに変換する「AI-OCR」のサービスによって、無理なくペーパーレス化を推進できます。会計・販売システムとのデータ連携も可能です。
⑨Misoca
- 導入コスト:年額8,000円~/初期費用-円
請求書をテンプレートで作成できるクラウド請求書ソフトです。スマートフォンやタブレットからも帳票作成が可能で、オフィス外でも柔軟に請求業務に対応できます。月間10通まで請求書を作成できる無料プランが用意されています。
⑩請求管理ロボ
- 導入コスト:月額-円/初期費用-円
請求業務の工数削減に役立つクラウドサービスです。請求書の発行や送付を自動化するほか、自動集金・自動消込・自動催促の仕組みを作れます。取引先と請求内容を登録すると、毎月自動で発行や送付が可能です。
関連記事はこちら 請求書のデータ化が業務効率化の鍵!電子化のメリットややり方とは
請求書作成ソフトを選ぶポイント
請求書作成ソフトには数多くの選択肢があるため、業務で活用しやすい製品を選定することが重要です。以下でお伝えするポイントをチェックして、自社の業務フローに適したサービスの選び方を確認してみましょう。
使いやすさ
請求書作成ソフトは、現場に定着させるためにも使いやすさを重視して選びましょう。新たにソフトを導入する際は、スタッフが操作に慣れるまでに一定の時間がかかります。直感的に使える操作性や、一目でわかる画面レイアウトなどに注目してみてください。
また、請求書作成ソフトの中には、カスタマイズの柔軟性が高いものもあります。自社の業務フローに合わせてレイアウトにカスタマイズを加えると、操作する現場担当者の負担を軽減することが可能です。
外部システムとの連携の可否
既に何かシステムやソフトを導入している場合は、既存のソフトとの連携性も確認しておきましょう。外部システム連携に対応した請求書作成ソフトなら、必要なデータを自動で取り込めるため、データを転記する手間を省くことが可能です。手入力の作業が削減されると、ヒューマンエラーの低減にもつながります。業務改善の成果をあげるためにも、既存ソフトをはじめとする外部システムとの連携の可否をチェックしてみてください。
事業形態への適合性
数あるサービスの中から、自社の業務に必要な機能が搭載された請求書作成ソフトを選ぶことが大切です。業種や業態によって必要な機能が異なるため、業界特有のオペレーションや商習慣に適した機能があるか、確認しておくと良いでしょう。
また、請求書作成ソフトによって機能の充実度が異なります。一般的に高機能になるほど価格帯が高くなるので、自社の業務にとって必要十分なソフトを選ぶよう意識しましょう。
インボイス制度などの法対応の有無
請求書作成ソフトを導入するなら、インボイス制度や電子帳簿保存法に対応したソフトを選びましょう。制度対応のソフトは、法律に則った適切な環境で書類管理を実現できます。社内の法対応の負担を抑えられるため、ソフトの法制度対応の有無をあらかじめ確認しておくことをおすすめします。ソフトによっては、法改正に合わせてアップデートが行われるので、導入後の長期的な運用も安心です。
セキュリティ対策の充実度
請求書には取引の金額に関する重要な情報が記載されているほか、自社や取引先の機密情報が含まれているので、データの改ざんや不正アクセスの対策が不可欠です。セキュリティ対策が充実した請求書作成ソフトを選定すると良いでしょう。たとえば、アクセス権限設定や操作ログの記録などの機能があると、データの改ざん防止につながります。ほかにも、認証機能によって社外からの不正なアクセスを制限することも大切です。
導入サポートの有無
請求書作成ソフトをスムーズに導入するために、サービス提供会社のサポート体制に着目しましょう。導入時には、自社の業務フローに合わせた運用の提案や、スタッフが操作を学習できるマニュアルやセミナーが用意されていると理想的です。
さらに、導入後にもサポート窓口を利用できるとトラブル時も安心できます。こうしたフォローの充実度はサービス提供会社によって大きく異なるので、サポート面までしっかりと比較するようおすすめします。
関連記事はこちら 請求業務を効率化するには?請求管理システム導入のメリットをご紹介
請求書作成ソフトの導入時に覚えておきたいこと
請求書作成ソフトを導入する際、注意しておきたい点をお伝えします。費用対効果を高めて運用したり、取引先とスムーズなやり取りを実現したりするために、以下の2点に留意しましょう。
導入コストがかかる
請求書作成ソフトの導入時には、一定の初期投資が発生します。さらに、自社の業務に必要な機能を追加する場合はオプション費用が発生することもあるでしょう。
ただ、自社にあった請求書作成ソフトを適切に選ぶことで、導入によって業務効率化やコスト削減が見込めます。月額料金や初期費用を比較検討のうえ、費用に応じた効果を期待できるか考慮してサービスを選びましょう。
取引先への共有
請求書を電子化する際は、取引先の企業と今後の取引に関する連携を行うことが重要です。自社の請求書をデータ化しても、取引先の支払業務に差し支えないか、事前に余裕を持って確認しましょう。
万が一、取引先が請求書の電子化に対応していない場合は、特定の取引先のみ紙で対応するなど、別途調整する必要があります。
関連記事はこちら 請求書管理や整理方法の基本とは?発行側・受領側それぞれの対応
請求書作成ソフトで効率化やペーパーレス化を実現!
ここまで、請求書作成ソフトの基礎知識や、おすすめのソフト、選び方のポイントや導入時の注意点まで解説しました。業務効率化やペーパーレス化の実現へ向けて、多くの企業が請求書作成ソフトを活用しています。これまで紙で作成していた請求書を電子化すると、作成や確認の作業が簡単になり、ミスの低減にもつながります。
多くの請求書作成ソフトがある中で迷っている場合は、ぜひ「楽楽販売」をご検討ください。クラウド型販売管理システムの「楽楽販売」は、ワンクリックで請求書を作成できるのはもちろん、受注から請求までの幅広いデータをシステム上で管理できます。
「楽楽販売」の帳票発行機能では、請求書を作成やその後のメール送付までボタン一つで自動化することが可能です。発行から送付まで一貫して効率化することができるため、業務効率の大幅な改善が期待できます。
請求書を作成する際に事前に登録された案件情報や受注情報を紐づけられるので、情報の転記が不要となり、作業の効率化やヒューマンエラー防止に役立ちます。また、「楽楽販売」はカスタマイズが簡単にできるため、現場の担当者が操作しやすく定着がスムーズなのも魅力です。
さらに、検索機能により任意の項目で過去の請求データを検索できるので、保存したデータの管理の面でも安心です。外部システム連携にも対応し、経費精算システムや会計システム、メール共有管理システムなど幅広いシステムと連携可能となっています。経理・会計部門の効率化に役立つ機能が豊富です。
請求書作成ソフトを検討される際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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