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2020/12/22

受注生産・見込み生産の違いと
メリットとデメリット

受注生産・見込み生産の違いとメリットとデメリット

こんにちは!「楽楽販売」コラム担当です。

受注から生産までの流れには、大きく分けて「受注生産」と「見込み生産」があります。受注生産は在庫管理を徹底したい企業などがよく取り入れる受注方法ですが、どのような特徴があるのでしょうか。今回は、受注生産と見込み生産の違い、メリットデメリットなどを詳しくご紹介します。

目次

    受注生産とは

    受注生産とは、顧客から正式な注文を受けた後に製品の生産を開始する形態のことを指します。
    受注された数に合わせて生産を行うため需要と供給のバランスが合い、大量の在庫を抱えてしまう心配もありません。
    一口に受注生産といっても、同じ製品を一定期間で繰り返し生産する「繰返受注生産」、受注毎に設計や開発を行う「個別受注生産」に分けられます。

    受注生産のメリット

    受注生産では在庫を抱えなくて済むため、売り手にとっては大きなメリットになります。それだけではなく、買い手にも多くのメリットがあるためそれぞれをここでご紹介します。

    売り手のメリット:商品の一つひとつに丁寧に対応できる

    受注生産では顧客から発注を受けてから(受注してから)商品の生産を開始するため、商品一つひとつに対して丁寧に対応できます。
    一つひとつの商品に丁寧に対応することは「商品の品質向上やクオリティ向上」にもつながり、顧客からの高評価を得やすいでしょう。
    多くの高評価が寄せられることで新たなビジネスチャンスが生まれたり、売上アップなどにつながったりする場合もあります。

    売り手のメリット:適切な在庫を維持しやすい

    受注生産の大きなメリットといえば、適切な在庫を維持しやすいところです。在庫を抱えすぎてしまうと「企業資金の減少」「黒字倒産」にもつながりやすくなるため、企業にとって在庫管理を行うことは重要なポイントです。
    受注生産では顧客から受注された数に合わせて生産量を調節するため、商品を生産しすぎてしまうことがなく、無駄な費用をかけなくて済むというメリットがあります。

    買い手のメリット:ニーズに合った物を生産してもらえる

    買い手のメリットとして考えられるのは、ニーズに合った物を生産してもらえるという点です。
    受注生産では、商品生産前に希望の設計やコストなどを詳しく受注先へ伝えることが可能です。そのため、ディテールやこだわりたい部分にまで対応してもらえ、より満足度の高い商品を生産してもらえるでしょう。

    受注生産のデメリット

    受注生産には「大量の在庫を抱えなくて済む」「商品一つひとつに丁寧に対応できる」などのメリットがありましたが、デメリットもあります。
    生産形態を検討する際は、メリットばかりではなくデメリットにも目を向けてみましょう。

    売り手のデメリット:リードタイムが長くなる

    受注生産のデメリットは、生産開始〜納品するまでの時間(リードタイム)が長くなってしまうことです。
    受注生産では生産開始前に商品の設計や開発に時間がかかるため、どうしても受注〜納品までに時間がかかってしまいやすいという特徴があります。
    「できるだけ早く商品を確保したい」「質よりも納期の速さを優先する」という場合は、受注生産が向かない場合もあるでしょう。

    買い手のデメリット:製品を見てから購買決定できない

    受注生産の買い手のデメリットは、製品を見てから購買決定ができないことです。納品するまで製品を手に取って見ることができないため、イメージ通りの製品にならない可能性もあるでしょう。
    企業によっては、生産開始前にサンプル品や類似品などを代替品として提供してくれることもあります。しかし「実際に見てから購買決定できない」ということは、大きなデメリットといえるでしょう。

    見込み生産とは

    見込み生産とは「このぐらいは売れるだろう」と需要を予測し、販売計画を立ててから生産を開始する形態です。
    例えば、大量生産されるアパレル関連の商品や建売住宅などが見込み生産にあたります。
    見込み生産で販売を成功させるためには綿密な販売計画を立てる必要があり、販売計画によっては「商品が足りなくて欠品が続いてしまう」「在庫が残りすぎて管理に困る」などのトラブルに発展してしまう可能性も考えられるでしょう。

    見込み生産のメリット

    生産形態は「受注生産」「見込み生産」の2つがありましたが、ここでは「見込み生産」について詳しくご紹介します。
    受注生産との違いについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

    売り手のメリット:リードタイムが短くなる

    見込み生産では顧客から受注がかかる前に生産を開始するため、売り手のタイミングで生産を続けられます。
    受注生産で必要だった「受注開始前の開発や設計」などに時間をかけることがないため、リードタイムの大幅な短縮を実現しやすくなります。

    売り手のメリット:汎用的な商品に向いている

    見込み生産は、汎用的な商品に向いている生産形態です。例えば、複数の顧客へ納品するようなベーシックな製品や、大量生産に向く商品などです。
    大量生産しても受注目処が立ちやすい商品は生産計画通り進みやすく、納品もすぐに行えるためスピーディーな業務フローが実現します。

    買い手のメリット:すぐに購入できる

    「できるだけ早く商品が欲しい」という買い手にとって、リードタイムが短い見込み生産は非常に魅力的な生産形態といえるでしょう。
    受注生産では生産開始までに時間をかけますが、見込み生産では「製品の一部として使用する部品や素材を在庫として保管している」「完成品を常にストックしている」という企業もあります。
    受注してからすぐに出荷できるように体勢を整えている企業も珍しくなく、すぐに購入できる点は買い手のメリットといえるでしょう。

    見込み生産のデメリット

    大量生産に向いていたり複数の顧客に対して幅広く対応できたりする見込み生産ですが、企業にとっては「最も避けたいデメリット」につながってしまう可能性もあります。

    売り手のデメリット:余剰在庫のリスクがある

    見込み生産の最大のデメリットといえば、企業を倒産に陥れる可能性もある「余剰在庫のリスク」です。
    余剰在庫とは「売れ残った商品」のことですが、この余剰在庫が多ければ多いほど「企業の利益が低くなる」といえます。
    見込み生産を成功させるためには、「どのくらいの製品を生産すればいいのか」といった販売計画を立てる必要があります。

    まとめ

    生産形態には「見込み生産」「受注生産」がありますが、それぞれにメリットデメリットがあります。どちらの生産形態を採用するかは、製品に合わせて賢く選ぶ必要があるといえるでしょう。

    受注生産においては各部門での連携・連絡効率化などが非常に重要になりますが、すべてを人の手で行うと共有漏れや人的ミスにつながります。
    楽楽販売の販売管理システムを利用すれば、受注時にメールが各部門へ自動送信されたり、工場や倉庫と連携して納期を共有するなど、便利かつ効率的に受注の管理を行うことができます。
    ぜひ導入をご検討ください。

    楽楽販売

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