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販売管理と会計管理の関係とは|理解することの重要性もご紹介

販売管理と会計管理の関係とは|理解することの重要性もご紹介

こんにちは!「楽楽販売」コラム担当です。
企業としての利益や売り上げに直結する販売管理は、ビジネスを展開する上でとても重要な意味を持ちます。しかし、一方で会計管理と混同されてしまいがちです。そこで、今回は販売管理と会計管理の関係性と違いや、理解することの重要性をご紹介します。

この記事の目次

    販売管理と会計管理の関係性とは

    販売管理と会計管理は共通する部分もありますので、混同されてしまうこともあります。そこで、まずは共通する部分についてご紹介します。
    販売と会計の両方に共通するセクションとして最初に挙げられるのが「請求業務」です。商品を販売すると、代金を請求して回収する必要があります。
    たとえば、商品やサービスを納品したにも関わらず、経理とのコミュニケーション不足によって適切に請求されておらず、代金の支払いが遅れてしまうというケースも少なくありません。

    販売に関するコスト管理も会計管理に含まれます。ここでもうまく連携できていない場合、十分な予算の確保や分配が適切に行われないといった問題が発生する可能性があります。
    販売管理はその名の通り、主に販売に関する業務を管理することを意味します。会計管理の場合も同様で、会計に関する業務管理を指します。
    このように、それぞれ異なった目的で管理は行われていますが、共通する部分も多いことから関係性は深く、うまく連携することが重要です。

    関連記事はこちら販売管理とは|販売管理を行う目的と業務の流れ、システム選びのポイントまで解説!

    会計管理には「財務会計」と「管理会計」がある

    会計管理は大きく分けて「財務会計」と「管理会計」に分類することができます。そこで、続いてはそれぞれの特徴をご紹介します。

    財務会計とは?

    企業や組織の財政状態などを取り扱うのが財務会計です。貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を制作して、税務署や銀行、さらには株主や債権者などに公表することを目的としています。

    管理会計とは?

    管理会計は企業や組織の運営方針などの、意思決定の材料とすることを目的としています。何か問題が発生した場合、解決策を検討するためにも使われますので企業としての健全な運営には欠かせない情報です。

    実際の発注を行った際の管理事例

    販売管理と会計管理の違いや関係性についてはご紹介しましたが、より理解を深めるために実際に発注を行った際の実例を挙げてご紹介します。より効率的な販売管理・会計管理の方法についてもご紹介しますので、参考にしてみてください。

    パソコンを発注した事例

    ある企業が1月8日に顧客から120万円でパソコンを受注しました。この段階で、販売管理で受注残に120万円が加算されます。
    続いて、1月10日に仕入れ先に対して100万円でパソコンを発注しました。すると、この時点で発注残として100万円が加算されます。
    その後、1月20日に発注していたパソコンが納品されました。すると、この時点で仕入れが確定されます。すると、発注残から100万円が削除され、財務会計上で仕分けを行うことになります。まず、仕入れたパソコンは資産として登録されます。そして買掛金として100万円が登録されます。

    続いて、仕入れたパソコンが1月30日に120万円で売れて出荷されました。すると、この段階で売り上げ計上が行われます。続いて、販売管理において受注残から120万円が削除され、会計管理では120万円の売り上げと売掛金が登録されます。

    このように、パソコンの受注をして仕入れ、納品を行うという流れの中でも販売管理と会計管理は密接に結びついています。そのため、しっかりと連携する必要があるのです。
    しかし、実際にはうまく連携することができずに問題が頻発しているという企業も少なくありません。また、連携はとれていても多くの人的リソースや時間を割いているというケースも多いようです。

    ツールを利用する

    もちろん、Excelなどへの手入力でも販売管理・会計管理を行うことは可能です。しかし、どうしても入力には手間がかかりますし、人的ミスのリスクもあります。さらにExcel管理の場合、どうしても業務が属人化してしまいがちです。
    そこで、販売管理・会計管理ツールを導入する企業が増えています。今日ではさまざまな入力作業を自動化することができるのみでなく、同時に組織全体で情報共有を行うことができるものも登場しています。

    楽楽販売」もそんな販売管理・会計管理ツールのひとつです。受発注情報から、仕入、出荷、入金、支払などの情報を一元管理できるため、部門間のスムーズな連携が可能なだけでなく、入力ミスなどの人的ミスも削減できます。ボタンひとつであらゆるルーチンワークを自動化することができる上に、簡単に組織全体でのリアルタイムな情報共有ができ、業務の属人化防止にもつながります。
    Excelなどへの手入力での管理に限界を感じているのであれば、一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。業務改善のみでなく精度向上効果も期待することができます。

    まとめ

    販売管理と会計管理は混同されてしまいがちな一方で、その関係性についてはあまり理解されていないというケースも多いようです。しかし、実際にはひとつの商品を仕入れ、販売するだけでも多くのセクションで関係を持っています。
    だからこそ、販売管理と会計管理それぞれの役割や目的を理解した上で、うまく連携する必要があるのです。
    今日では販売管理と会計管理を効率化できるのみでなく、自動で連携することのできるツールも登場しています。2つの管理で悩みを抱えているのであれば、ツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

    記事執筆者紹介

    • 株式会社ラクス「楽楽販売」コラム編集部
    • 「楽楽販売」のコラムでは販売管理・受発注管理・プロジェクト管理などをはじめとする、あらゆる社内業務の効率化・自動化の例をご紹介していきます!
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