導入事例:株式会社NeotecJapan 様

代表取締役社長 加留部貴士様

- 株式会社NeotecJapan 様
- 業務内容:電子機器開発、電子機器製造
- 利用用途:受発注管理、収支管理、販売管理、営業案件管理、見積管理、請求管理、支払管理
- https://www.neotec-j.com/
楽楽販売を使った業務の拡大を狙うなか、代表取締役社長の加留部様に楽楽販売の活用シーンと導入効果、今後の展望を聞いた。
目次
導入前の課題と楽楽販売による解決
利益をリアルタイムに確認できるようになった!
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導入前の課題
当月の利益予測を出すために1~2週間かかっていた…
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解決
受注情報・購買情報を楽楽販売で一元管理
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導入の効果
当月の利益予測がリアルタイムで確認できるようになった!

楽楽販売を導入する前は、色々な情報をExcelで管理しており、営業・経理・購買部門のデータがバラバラになっていました。例えば営業が1,000万の案件を受注して、原価が500万円と予想していたとします。その案件で実際の発注額がいくらになったのか、500万円のうち、現時点でいくらまで使っているのかという原価の進捗を管理部門が見たい時に、発注書を探すのが大変でした。バラバラに管理しているため、発注情報が抜けていたりして、正確な状況把握が難しかったんです。結果、全社の利益を把握するのに1~2週間もかかっていました。
楽楽販売では見積・受注・発注などの情報がすべて一元管理されているので、利益率がリアルタイムに確認できるようになりました。データを時期で絞り込んで一覧化もできるので、分析するにはとても便利です。
発注書の運用ルールを統一できた!
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導入前の課題
発注ルールが統一されておらず、営業が購買部門に口頭発注していた…
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解決
受注後に楽楽販売から発注書を作成するようにした
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導入の効果
発注書の運用ルール統一&受注情報からの自動転記で手入力削減!

営業が受注すると、購買部門に対し発注書を作成して発注依頼をかけるのですが、発注のルールが統一されていませんでした。営業によっては口頭で発注依頼をしてしまうこともありました。
今は、営業には見積から楽楽販売に入れるように徹底しています。受注したら発注書を出しますが、見積時の情報を自動転記して発行するので手入力も削減できますし、「楽楽販売から発注する」という運用ルールを統一できました。発注場所を統一したことで前述の利益管理もしやすくなりましたし、データを変更すると履歴も残るので、内部統制的にも楽楽販売を導入して良かったと思います。
成果の見える化で営業のモチベーションアップ!
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導入前の課題
予想原価が未入力、受注後に報告するなど、営業担当者の成績が見えなかった…
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解決
見積時に想定の原価を入力、営業担当者ごとの利益予測ができるようになった!
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導入の効果
自分の成果が適切に評価され、営業担当者のモチベーションがアップした!

楽楽販売の導入前は、見積時に原価を入力していませんでした。楽楽販売の導入後は、見積を登録する時は原価も入力させるようにしたのですが、そうすることで売上の予測だけでなく見積段階での利益の予測もできるようになりました。利益率の高い案件を受注している営業が誰かなどが分かるようになり、営業にとっては自分の成果が見える化され、適切に評価されるので、モチベーションアップに繋がっています。加えて、営業の上長にも良いことはあります。担当者ごとの売上予測がリアルタイムに見れるようになったことで、当月の売上目標の達成が難しそうな営業担当も分かるようになり、その営業担当へのフォローを手厚くするなど、適切なマネージメントができるようになりました。
楽楽販売で良かった理由
大変だった入金・支払予定日の管理がラクになった!
顧客や発注先ごとに入金・支払サイクルが異なりますが、今月はいつどこから入金され、いつどこへ支払いをしなければいけないのかの管理がとても大変でした。既製品のパッケージシステムでは締日は個別に設定できないため、やむを得ずExcelで管理していましたが、楽楽販売では顧客・発注先ごとの入金予定日・支払予定日を自動で取得できるので、経理や購買部門では締日の管理がラクになりました。

Excel出力機能が便利!
当社では帳票を出すことが多いのですが、楽楽販売のExcel出力機能がとても便利で、社内でウケが良いですよ。見積書はもちろん、納品書や請求書なども楽楽販売から発行しています。楽楽販売に登録したデータを自動で転記してくれるので、何度も同じデータを入力するということがなくなりました。

「これも楽楽販売でできるのでは?」社内から声が上がる!
楽楽販売は既製品にはない柔軟さがあり、色々な業務を組み込めるのが良いですね。社員から「これも楽楽販売でできるのでは?」と声があがり、導入当初は管理する予定はなかった出金伝票の管理も楽楽販売でできるようになりました。今まで仮払いや交通費の精算は紙で承認を回していましたが、楽楽販売でワークフローを回せるようになり、経理のチェックの手間などが軽減されました。このように発想次第で業務をどんどん効率化していけるので、今では全社の7~8割の業務を楽楽販売で管理しています。

今後の展望
今後は、当社で作った受発注管理の仕組みを他社に展開していきたいですね。楽楽販売は自社の業務フローを組み込めるフルオーダーのシステムなのが良いところですが、逆に言うと、設定をする期間というのは必要になります。当社が設定した内容は、製造業の受発注管理としてはよくある仕組みばかりなので、当社の設定内容を他社に提案できるようにしていきたいと思います。

加留部様、お忙しいところありがとうございました!
設定代行パートナー様としても、今後ともよろしくお願いします!
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